FileMaker Server 15 の設定 - FileMaker社の動画
FileMakerを使うメリットの一つに完璧なマニュアルをあげたい。マニュアルを読み込んでいくと、これまで知らなかったいろんなIT技術の実践的な使い方がわかるようになる。 当然、いろいろな技術の基礎知識がないとマニュアルを読んでも理解できないとは思うが、FileMakerを使う上においてという前提条件はつくが、その制限を差し引いてもあまりある情報が無料の体系化されたマニュアルとしてダウンロードできるのは、すばらしいといわざるを得ない。
実際にFileMakerというソフトを使いながらでないと理解しにくい箇所も多々あるので、実際にFileMakerを使って開発、運営をしているという環境にいることが大変重要である。そういった意味で、私は自由にサーバーやソフトの設定、開発ができる最高の環境にいると自覚している。
今回は、WindowsServerの設定からFileMakerServerの設定とあまり経験することのできない作業をするので、その作業を記録しておきたいと思う。また、私の記録をみて参考にしていただくと私としてもうれしい。
さらに、私のやり方以上の方法がある等のコメントをいただけると私としてもさらにメリットをいただけることになる。 それでは、これから1つづつ私が設定前に利用したマニュアルや資料を1つづつご紹介していきたいと思う。
まず、簡単に参考になるのが、FileMaker社のホームページでみれるFileMakerServer15のインストール動画である。一般的に最近のソフトのインストールというのは、自動で進められるので、ボタンを押し進めるだけで、インストーラーが何をやっているのかあまり気にしていないが、この動画をみてWindowsのソフト(ARR)もインストールされているのに気づかされた。通常は、ネットワーク設定を行ってからFileMakerServerのインストールを行うので、ダイアログにはインストールの表示はされるのであろうが、あまり気にしない箇所である。 Applicaton Request Routing(ARR)というのは、何をしているプログラムでFilemakerServerがどう利用しているのかは、気になるところである。MicroSoftの説明によると下記のことができるようになると書いてある。 アプリケーションの可用性とスケーラビリティを向上させる。 コンテンツ サーバーのリソースを効果的に活用する。 パイロット管理および A/B テストを含め、アプリケーションの展開を容易にする。 管理コストを削減し、共有ホストに機会を創出する。 今度は、FileMakerの方の説明を読んでみるとFileMakerServer13からインストールが必要になったことがわかる。 これだけの資料を読んでもはっきりと何をしているのかは理解できないが、ほかのマニュアルを読み進めると何となく理解できるようになると思う。ポイントは、バージョン13から追加された機能にあるというとこらへんであろう。まあ、私のようなユーザーには、それを理解しておくことは、さして重要ではないと思うが、インストールする際にネットに接続していないとインストールが途中で止まり、訳がわからず、あわてふためくことになるのだけは請け合いである。 動画をみていただければ、おわかりになるかと思いますがWindowsServerがネットにつながっていない環境でFileMakerServerのインストールをする場合のARRのインストール方法がFileMaker社のホームページ(ナレッジベース)で紹介されています。そのページは、「アンサーID:13815」。 それ以外にもFileMakerServerのインストール中にJavaもインストールされる。JavaはFileMakerServerに同梱されているようなので、ネットにつながっている必要はない。
参考までであるが、FileMakerServer11の時は、Javaをアップグレードするとアドミンコンソールが動かなくなるという不具合が起こって、あわてふためいたことがあった。
それ以来、サーバーのいかなるアップデートも行わないようにしている。最近ではいろいろなアップデートが自動でインストールされるがそれがいちいちFileMakerServerに影響を与えるのかどうかの検証をすることは不可能であるので、最初にセットアップした状況を変えないようにするしか、手がない。
0コメント